【完全まとめ】新卒就活におけるOBOG訪問の目的からやり方まで

OBOG訪問のやり方から注意点まで

大学生のみなさん、就活をする上で必ず出てくるこの疑問。

OB訪問ってした方が良いの?

わかるよ…私もずっと思ってました。就活を終えた私の答えはこちら!!

絶対にしてほしい!

はい。OB訪問はしてくれほしいです!おねがい!
OB訪問しなくても確かに内定もらえるけど、絶対この企業行きたい!とかあるならした方がいいです。
社会人と話す練習にもなる=面接で社会人と話しても緊張しなくなるという副次的効果もあります。

この記事ではOBOG訪問する目的から、その方法をご紹介。

  • OB訪問ってどこからアポとるの?
  • OB訪問のマナーはある?
  • 何を聞けばいいのかわからない…

といった疑問に就活をついこの間終えた大学院生がお答えします!

OB訪問をする理由

大きく分けて2つ。

  1. 選考対策=答えを知る
  2. 企業理解=志望動機の補強・第一志望感をだすための熱意となる

1. 選考対策=答えを知る

OB訪問の有用性その1。答えを知る。
OB訪問相手は内定を勝ち取った「面接時の答え」を知る人物。
面接本番で何を話していたか、回答の仕方や戦略を直接質問するのです。1つの目指すべき模範解答として参考にしましょう。

話を聞きながら一字一句書きとるのは難しいはずなので、できれば録音しておきたいところ。相手の許可を得て録音(録画)をするといいかもです。

具体的フレーズや言葉の使いまわしを集めつつ、ガクチカや志望動機に転用できないかを探る。もしくはそのまま使うことで選考対策をしましょう。

2. 企業理解=志望動機の補強と「第一志望です!!」という熱意をだせる

説明会10時間<<OB訪問1時間

面接対策のために企業研究すると思いますが、ネットで何時間もかけて情報探すよりOBに聞いちゃったほうが早い。爆速です。

また、ネットから得られる情報は表面的なもので、選考を受ける就活生は全員知っている情報である可能性が高いです。一方でOB訪問をして得られる情報は一部の人しかしらない極秘情報&生の声なのでリアル。

面接官:「君よく知ってるね~~!!!」

と言われること間違いなし!

本命企業では1人だけでなく、5人以上OB訪問することで企業研究ほぼ終了します。時間でいうとたった5時間。企業のHPを5時間ずっと見ているよりよっぽど有意義。

本当に「なぜウチ?」「他じゃダメなの?」「ウチじゃなくてもいいよね?」
って面接で詰められます。。

この質問に納得感のある答えをするには社員からのフィードバッグが不可欠。
自分で考えた答えを社員さんに聞いてもらって、赤ペン入れてもらいましょう。

OB訪問相手を見つける手法

色々ありますけども。以下が代表例。私は全部ビズリーチキャンパスでした。

  1. ビズリーチキャンバス
  2. matcher
  3. キャリアセンターからOBの連絡先を聞く
  4. facebookのmessenger/TwitterのDMから連絡する
  5. 合同説明会やインターンで人脈を作りOB訪問(人事に連絡先聞いても全く問題ない、人事から紹介してくれるかも)
  6. OB訪問で知り合った人に、〇〇部署/職種の人に会いたくて〜とかいって紹介してもらう(数珠つなぎ戦法)

ビズリーチキャンパスとmatcherが王道。アプリあるので是非入れてみてください。企業側が公認で設定してくれてるところもあるので、大量の社員さんが紹介されていて選び放題です。

公式サイトはこちらです。

この2つは本選考前だと集中するので、メッセージ送っても返ってこないときもあります。早めにメッセージ送りましょう。

ビズリーチとmatcherで探してもOB出てこないときとかは別の手段に使うしかないです。
大学によってはキャリアセンターでOBの連絡先聞けるので、調べてみるといいかも。

facebookとtwitterのDMは結構いいと思います。行動したやつが勝ちなのです!!積極性あるなあって感心されるし、OBから人事に「あの子良かったよ」って言ってもらえるかもしれません。

あとはインターン参加したときに社員さんの連絡先ゲットしましょう!
1人の連絡先ゲットしておけば数珠つなぎで他の社員さん紹介してくれる可能性が高くなります

OB訪問の流れ

  1. 連絡先をゲット
  2. メールする
  3. 返事が来たら日程調整・質問内容等の準備&事前送付
  4. 当日は30分~1時間ほど
  5. OB訪問終了直後にお礼メール

まずは連絡先をゲットして、社員さんにメールします。返事が来たら、こちらから空いている日時を複数提示しましょう。

日程調整が終わったら、少なくとも1日前までには質問内容を送付しておくと社員さんも準備しやすいです。

また終了直後にすぐにお礼メールを送りましょう。

OB訪問の注意点

失礼にならないためのマナーと、OB訪問をより有意義にするための注意点について述べていきます。

【マナー】OB訪問の注意点

相手は社会人なので忙しいです。中にはOB訪問が業務内に入っている企業あるけど、基本的には業務外でみんな対応してくれています。

そこでOBに迷惑かけないように、負担をかけないようにするマナーがあります。暗黙の了解ってやつですね。

最低限のマナーは以下の通り。

  1. OB訪問の候補日は先に提示する
  2. Zoomのリンクを作成&質問リストの送付(できるだけ早く。前日~3日前がよい)
  3. 前日にリマインドメール
  4. メールの返信は基本的に即レス
  5. お礼メールは30分以内

この中で一番大事なのは「メールの返信即レス」かなと思います。やっぱり返信早いと仕事できるなという印象を与えられます。

候補日やzoomの日程は先に相手方が送ってくることもあるので、例外あり。相手の社会人がOB訪問慣れてる人だと、そういうこともあります。

【より有意義に過ごすために】質問の注意点

ここも大事。企業説明会で聞けるような浅い質問しかできないと、もったいないです。せっかくのOB訪問、就活生が知らないような情報を聞き出しましょう。

そのために意識すべきなのは・・・

  • 何を聞くかより何のために聞くかが大事。目的意識を持って臨むこと。
  • OB訪問は仮説検証の場
    自分で事前に調べておく&考えておく→「これって合ってる?」と聞く方が効率いい。
    企業研究していくうちに出てきた疑問をぶつけよう。 または選考対策に「こういったES書いたんだけど通る?」とか「私の志望動機で通る?薄い?」みたいな感じで聞くのもよき。

こんな感じですね。何聞けばいいかわからん!って人はとりあえず、仮説検証の場にするといいです。
ES見てもらったり、模擬面接をお願いしたりして改善点をFBしてもらう等。
これで内定もらえますか的な感じで。

あとは「私は○○がやりたいと思っているんですけど、本当にできますか?」など。
面接で「○○やりたいんです!」ってドヤ顔で言いながら、人事に「それ、、、できないけど、、、」って言われたら悲しすぎるから。

まとめ

本記事のまとめはこちらです。

  • OBOG訪問で選考対策と企業理解を行おう
  • ビズリーチキャンパスやmatcherでOB相手を探そう
  • OB訪問のマナーには要注意

OBOG訪問は、やらなくても内定もらえる人は確かにいます。事実。
しかしその話を聞いて、「じゃあやらなくてもいいか」ってするのは危険です。

たまたまOBOG訪問せずとも内定もらえただけかもしれないです。
理系出身で研究職の人かもしれない。大学で身に着けた専門知識が会社にマッチしてたらそりゃ採用しますよね。

難関企業はみんなこぞってOB訪問してるので、OB訪問しないとマイナスになるくらいの気概でいた方が良いと思います。

ちょっと怖いし、、、不安だし、、、という気持ちはもちろんわかります。
でも、社会人優しいです。社会人も就活のときにOBOG訪問してるから、就活生の気持ちわかりますし。

レッツOBOG訪問という話でした!