【自己分析完全まとめ③時期別編】時期によってやり方変えよう

自己分析は時期によってやり方を変える

自己分析完全まとめ①では自己分析の目的を、まとめ②では自己分析の方法をお伝えしてきました!

自己分析完全まとめでは以下の1~5を扱います。

  1. 自己分析をやる目的は?やると何がわかる?
  2. 自己分析のやり方
  3. 時期別の自己分析の始め方←今回はココ
  4. じっくりやりたい人向け&効率的にやりたい人向けの自己分析法
  5. 自己分析の注意点

今回は「時期別の自己分析方法」。
就活終えたての私からすると、余裕がある夏就活大本番前の春では、自己分析のやり方を変えたほうがいいと思っています。

というわけで早速!ご紹介!!

復習:自己分析の種類

自己分析まとめ②の方法編で、自己分析には「帰納法」と「演繹法」があるという話をしました。

帰納法:複数の過去の経験から共通する特徴・強みを見つけ出す
演繹法:性格診断・適性診断などの心理テストから特徴・強みを知る→過去を振り返って、当てはまる経験を探す

基本的には演繹法からやるのがおすすめ。楽しいし、なにより楽。

【時期別】自己分析の方法

時間に余裕がある人は演繹法と帰納法を両方やりたいところです。

時間がない人は演繹法だけでも可。というか帰納法による自己分析をやるより、面接練習をしたほうがいいです。

春~夏:演繹法と帰納法で自己分析

学部3年生・修士1年生の春~夏の時期(もしくはそれ以前)であれば、演繹法と帰納法による自己分析を両方ともやりたいところ。

比較的時間があるので、演繹法と帰納法による自己分析をやる余裕があるはずです。

まずは演繹法で自己分析です。ストレングスファインダーや16personalitiesを使ってざっくりと自分のことを知ります。

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加えて帰納法。自分の過去を書きだして、そこに共通する強みだったりモチベーションの源泉を探りましょう。一番いいのは「メモの魔力」「絶対内定」の本を使って過去を振り返ることです。この2冊以上に深堀りしてくれる本はないので、好きな方でいいから使ってみてください!!

ただ、両方使うのは時間の無駄なので、本屋さんで立ち読みしてみて気に入った方でいいかなと思います。

結構過去を深堀してくれる質問の量が大量なので、飽きずにできそうな方を選びましょう。

時間がある春~夏は帰納法による自己分析ができます。徹底的な自己分析をすることで、面接のときに想定外質問をされても答えられるようになります。

自分のことをしっかりと把握しているからこそ、自信を持って答えられるからです。
面接で聞かれるのは「自分」のこと。自分ってこういう人間なのだと言語化できているから、すぐに答えられるわけです。

だからこそ、「自己分析が大事!!」と再三、先人たちが言うんでしょうね。

秋:文系は帰納法やっても間に合う。理系は間に合わないかも

秋になると、人によって自己分析の方法が変わってきます
自己分析に費やせる時間が変わるためです。

よく「秋から!冬から!就活初めても大手企業に就職できました!」と聞くと思います。

あれは時間に余裕のある学生が1日の大半就活対策に費やしたり、OBや先輩に全面バックアップで助けてもらったりして内定もらっているケースがほとんど。

だから時間が全然ない理系の人(文系の人にもいるかもだけど)や、先輩などにツテがない人はぶっちゃけ厳しいです。

安易な言葉に騙されて、「まあ1月から本格的に始めればいっか」って胡坐かいてたら本選考ボロボロになって終わります。私がそうでした。

そこで私が提案する秋からの自己分析は

  • 時間に余裕がある人(1日に5時間以上就活対策できるような人):帰納法の自己分析もやってOK
  • 時間に余裕がない人(土日アルバイトしてたり、学校毎日行って帰るのが18時回るような人):演繹法の自己分析だけ終わらす

が良いと思います。

毎日学校に行かなくてもよかったり、土日は暇です!っていう人は帰納法による自己分析を始めてもOK。間に合います。

ただ、理系修士や学部生、その他働かないと生活できねえという学生は演繹法による自己分析だけでいいです。とりあえずは。

自己分析を終えたら、面接対策やES対策に移りましょう。
それらもある程度終えて時間に余裕があるなあ、もうちょっと自己分析しないとうまくしゃべれないなあってなったら帰納法を始めるのもいいかもです。ただし年末までかな。1月になっちゃったら、もう面接対策foreverでいいと思います。結局一番大事なのは面接対策なのだから!

冬~本選考解禁:演繹法による自己分析オンリー

年末までは帰納法による自己分析をやっててもいいけど、年明け~本選考解禁になってしまった時期は危険!間に合わないかもしれないし、自己分析の優先順位は低いです。

間に合わないというのは、先ほど紹介した本2冊に掲載されている問に答えきれない&消化不良になってしまうということ。

とりあえず軽く自己分析を演繹法でやって、残りの時間はES書いたり、面接・GD練習、OB訪問に割くのが吉。

一番内定に近づくのは「面接練習」「OB訪問」!!ここをしっかりしておかないと、そもそも最終面接まで行けないのです!!

最終面接から内定まで行くのに重要なのは自己分析。深く深く聞かれるから。
ただ、最終面接って時期的には本選考解禁の1,2か月後だったりするし、選考と平行で少しずつ自己分析を進めるのがよいかもです。

まとめると流れとしては

自己分析(演繹法)→面接対策・OB訪問・ES書く&添削→余裕があれば平行で自己分析(帰納法)

これですわ。最初に自己分析を完璧にしないと面接対策やOB訪問できない..と考えないで!

ある程度自己分析を終わらせたら(強みや弱みが言えるようになったら)、面接・ES対策、OB訪問しましょ!

【まとめ】余裕あれば帰納法もやりたい。ただ無理はしないで

時間に余裕がある人は帰納法による自己分析を是非やってほしいです。ただ、結構抽象化するのが難しいので、「わかんない!」とか「煮詰まった!」ってなったら面接対策やES対策をしてみるのがいいかも。

他のことをしているうちに、自分ってこういうことだったのかも。。と自己分析のヒントを得るかもしれないです。

考えすぎても答えがでてこないこともあります。
ストレスを溜めないように毎日を過ごすのが、就活における一番重要なポイント。
自己分析・面接対策・OB訪問を偏りがないようにこなしていくと、飽きないし煮詰まらない。

頑張れとは言いたくないです。むしろ「頑張りすぎないでね」と未来の、そして今の就活生に伝えたいところです。

次の自己分析に関する記事はこちらです。